骨盤は、上半身と両足をつなぐ結合部分で、人間の骨格のちょうど中心部にあり、腸や膀胱などの臓器を包み込むように形作られている骨のことです。
1つの骨のように思いますが、尾骨の下にある仙骨、座った時にお尻にあたる坐骨、ウエスト部分にある腸骨、膀胱の下にある恥骨の4つで構成されています。坐骨、腸骨、恥骨の3つを合わせて寛骨といい、寛骨とは骨が組み合わさってできた骨の集合体です。
2本足で直立する人間にとって、骨盤はとても大事な役割を担っています。複雑な骨が組み合わさって、S字に湾曲した上半身と頭の重さとバランスを支えながら、股関節と連動して足を前後左右に動かすという、いわば人間の骨格の要としての役割を果たしていて、歩行等で加わる足からの衝撃を受けているのも骨盤です。
座る時には台座にもなってくれています。更に骨盤は、内臓器と生殖器などを守る役割も持っています。
骨盤や股関節の周りには、何種類かの筋肉が層になっています。これらは、皮膚に近いところにある浅層筋(外側の筋肉)と、骨格に近いところにある深層筋(内側の筋肉)に大きく分けられます。インナーマッスルという言葉を聞いたことがありませんか?あれは、深層筋のことで、体の内側にあるためにそうよばれているのです。
この深層筋は、浅層筋とは違って脂肪を燃やす性質をもつ赤い筋線維(赤筋)が集中しています。この赤筋が鍛えられることにより、脂肪が燃えやすく痩せやすい体になっていくのです。
骨盤は、骨格の中で男女の形状が一番違う部分です。女性の骨盤内には子宮と卵巣があるため、骨盤内の構造が男性の骨盤よりも複雑になっています。
また、女性の骨盤は男性に比べて横に広く縦に短い形状をしていて、生理周期ごとに閉じたり開いたりするのが特徴です。男性の骨盤にはこの機能がないので、もともとの性質からも骨盤が開いたりずれて歪んだりすることは少ないのです。
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